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闘病記を公開することの意味を考える

病気に罹患をしたので、初期症状などを多くの人に知ってもらい、もしも同じ病気に罹患をしたのであれば励みになって欲しいということでブログに闘病記を開設する人がいます。
珍しい疾患であれば医療機関の情報よりも患者同士のつながりのほうがより親近感もわきますし、話もしやすいということがあるでしょう。
しかし中には闘病記を読んだことによって、希望ではなく絶望を与えてしまうこともあるので十分に注意をしなければいけません。
闘病記を書いている本人は誰かの希望になってくれれば、ということで行っていることでも、こんなに苦しい状態になる可能性があるんだ、と希望ではなく絶望的な気持ちにさせてしまうこともあります。
全ての人がポジティブに受け取るわけではないので、言葉の選び方には十分に注意をしなければいけません。
また特に子どもの闘病記を作成している親にありがちなのが、子どもが苦しい状態の写真をブログにアップする、ということです。
本当に必要なのかどうか、考える必要はあるでしょう。

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